佐々木印(ササキジルシ)
私たち夫婦が製作している作品たちのことです。
佐々木印は大きく分けて3つのカテゴリーがあります。
1・アンティークリネンシリーズ
2・古布シリーズ
3・ビンテージリメイクシリーズ
まずは「アンティークリネンシリーズ」について。
ヨーロッパで親しまれたリネン。
およそ100年前のアンティークリネンと呼ばれる、丈夫で硬さもあり柔らかさもある生地を使い、
現代の「日常服」を製作しております。
オリジナルのパターンを研究し、日々の生活で気兼ねかく着用できる洋服を作っています。
そのためパターンも少しずつモデルチェンジし、さらに着用しやすく、日々進化を続けています。
アンティークリネンは画像では同じような生地感に見えてしまいますが、実際は一枚一枚異なります。
当時の家々で製作されたと言われているので、生地に色々な雰囲気があります。
「古布シリーズ」
日本の幕末〜昭和の一昔前の「ぼろ」を活かし、洋服にしたり、小物に作り変えています。
世界的に人気となった藍染の襤褸は、入手が難しくなってきましたが、
藍染のボロ以外の野良着や昭和の手ぬぐい、蚊帳など、我々にとって「面白そう」な生地を探し、
世界で唯一の作品を作り続けて行きたいと思います。
「ビンテージリメイクシリーズ」
海外のヴィンテージ古着をリメイクしています。
「当時の奥さんが働きに出る旦那さんのために、作業着を直しました」
を目指し、ハンドリペアやパッチワーク、刺し子を施しています。
当て布・補強に使う生地も全て古い生地を使い、当時の雰囲気を壊さないようにしています。
大きく3つに分けた佐々木印。
その中から派生した「農婦シリーズ」や「囚人服」「柿渋染め」などもあり、
私たちが「やりたい・作りたい」ものを、一生懸命作って行きたいと思います。
今後も「〇〇シリーズ」は増えていくかもしれません。
佐々木 2017/07/08